■ ID
| 1146 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Foaming control by automatic carbon source adjustment using an ORP profile in sequencing batch reactors for enhanced nitrogen removal in swine wastewater treatment |
■ 著者
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Meixue Chen
中国科学院生態環境科学研究センター
Ju-Hyun Kim
秋田工業高等専門学校
Min Yang
中国科学院生態環境科学研究センター
Yizhong Wang
中国科学院生態環境科学研究センター
Naohiro Kishida
国立保健医療科学院
Kiyoshi Kawamura
埼玉大学大学院
Ryuichi Sudo
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2010 |
■ 誌名・巻・号・年
| Bioprocess and Biosystems Engineering, Vol.33, No.3, 355-362, 2010 |
■ 抄録・要旨
| 回分式活性汚泥法による豚舎排水処理において、不完全な脱窒およびアンモニアの蓄積が糸状性微生物の増殖を引き起こすことが明らかとなった。汚泥の発泡(バルキング)は硝酸性窒素およびアンモニア性窒素がそれぞれ115.2mg/L、12.2mg/Lになると確認され、MLSS(槽内微生物)濃度は2,000mg/Lに減少し、また処理水中のSS濃度も200mg/Lに達した。しかしながら、窒素除去能を向上させるために豚舎廃棄物(糞)を外部炭素源として使用することで、糸状性微生物起因の汚泥の発泡を効果的に制御できることがわかった。このため、ORP(酸化還元電位)プロファイル上に現れる「nitrate knee」と呼ばれる脱窒の終了を指し示す変曲点を指標とした実時間制御による、豚舎廃棄物添加量の最適化手法をデザインした。本制御手法では、MLSS濃度は平均で7,750mg/Lに維持することができ、また処理水中のSS濃度も30mg/L以下に抑えることができた。
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